Lou reed transformer original レコード ルーリード
ジャズの歴史に永遠に名前を残す夭折の天才サックス奏者、エリック・ドルフィーの名盤で、自身の名を冠した初めてのアルバムです。他者の追随を許さない実に個性的で深い音楽性を併せ持つドルフィーの魅力が堪能できる1枚です。参加メンバーのフレディ・ハバード、（tp）、ジャッキー・バイアード（p）、ジョージ・タッカー（b）、ロイ・ヘインズ（ds）という一流サイドメンも素晴らしいパフォーマンスを発揮しています。ドルフィーの独自の解釈でバスクラリネットが冴えるGreen Dolphin Street、フルートが優しく響くバラード曲のGlad to be Unhappyなど名演満載の内容です。かなり以前に購入しやや過小評価していましたが久々に聴くと実に素晴らしいモダンジャズアルバムであると再認識します。US Prestige 7311 stereo vangelder オリジナルは1960年NewJazzからリリースされたNJLP8236ですが本盤は1968年のUS 再発盤です。ジャケットは経年劣化で黄ばみ、左上傷み、左下部分に退色があります。盤はB2で2、3回パチノイズが入りますがそれ以外全体的にノイズはごくわずかでとても良好です。ここでもvangelderによる高音質の録音で、グイグイとドライブするタッカーのベース、空間に響き渡る胸の空くようなハバードのトランペットと一聴してわかるドルフィーのサックス、フルートの素晴らしい音色に包まれます。

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