BPオイル　看板　サイン
英国で入手したアンティークのピンクッションです。入手後、サイドボード内に飾っていました。お洒落で珍しいパンプス型でシューレースまで再現されています。底の925の5は見えにくくなっていますが側面にも同様に925と他の刻印があります。触ることなく飾っており変色していましたのでシルバー用のクロスを入手し少し磨いてみました。力が無くクスミや磨き残し等はあります。写真には光線や周囲の物が写り混み上手く撮せませんので沢山の写真を載せています。最後の4枚は磨く前の写真です。刻印やサイズ感など、ご参考までに。アンティーク品にご興味、ご理解のある方、アンティーク品質にご了承の上、ご検討下さい。珍しいシェープで魅力的なお品かと思います。光線の加減やモニターの状態により、お色が異なる場合がございます。プロフィールご確認下さい銀はやわらかい金属のため長年磨いてきた摩耗でホールマークが薄くなる場合があります。「参考」「With a silver spoon in one's mouth」銀のスプーンをくわえて生まれてきた子供は幸せになるという意味が込められた慣用句からも神聖な物、そして富と権力の象徴として特別に扱われてきた事が分かります。他の国と違って英国は銀の製品管理が国により厳しく定められており英国のシルバー製品は古くから世界に誇る品質を保っています。純銀に関しては品質保証の「ホールマーク」がしっかり刻印され国単位で厳格な品質が管理されてきたことがヨーロッパの中で英国の銀が信用され飛びぬけている理由です。年代により刻印の種類や数などは異なりますが、製造した職人や工房を表すメーカーズ　マーク、鑑定所地を表すアセイ　マーク、スターリングシルバーである事を表すスタンダード　マーク、製造年を表すデイト　マークなどがあります。スターリングシルバー(925)の銀純度を保証するライオンパサント（横歩きライオンの刻印）は500年の歴史があり時代ごとにしっぽや前足などの形状が微妙に異なります。１８世紀初頭までヨーロッパでは貴族階級にしか手に出来ない富と権力の象徴とされ、銀食器は毒と反応して黒ずむ事から毒味用としても家の財産として代々継承されました。英国は現在に至るまで王権と貴族制度が維持され銀製品が受け継がれてきた国なので現在も銀製品を大切に受け継がれの残っているのです。

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